2021
9/13
【コスト0円】費用をかけずに再エネを調達する方法とは?
- 再エネ・省エネ
今回ご紹介するのは初期費用を0円で導入可能な太陽光発電のモデルです。
「第三者所有モデル(PPA)」と呼ばれるこのモデルは企業の大小にかかわらず導入が検討されており、太陽光業界でも注目されています
今回は「第三者所有(PPA)モデル」の概要と導入の流れについてご紹介いたします。
PPAモデルとは?
第三者保有モデル(PPAモデル)とはPPA事業者がお客様と契約を結び、お客様の工場やオフィスの屋根上に太陽光発電を無償で設置し、お客様が自家消費した分を電気代として、お支払いいただくモデルです。
このPPAモデルでは、設置費用を太陽光で発電して使用した分(自家消費分)を電気料金としてお支払いいただく事で設置費用を回収します。ですので、導入時には費用を支払うことなく、設置が可能になります。
PPAモデルのメリット
①初期費用・メンテナンス費用0円
先ほどもご紹介いたしましたが、最大のメリットは0円で太陽光発電設備を導入できるということです。導入費用がネックに感じられている方でも、このモデルであれば問題なく導入ができます!
また、導入後のメンテナンス費用も掛からず、お客様が支払う費用は電気料金の身となります。
②電気代削減ができる
PPAはPPA事業者とお客様の間での契約になりますので、電気料金は両者の間で決定されます。多くの場合、電力会社から購入するよりも安い電気代で契約しますので、電気代削減につながります。
③契約終了後に太陽光発電設備が譲渡される
PPAモデルでは事業者との契約が満了になると、その設備はお客様の持ち物になります。
ですので、契約終了後も電気代の削減や災害時の非常用電源など自家消費型太陽光発電のメリットを享受することができます。
このようにコストをかけずに再エネ設備を導入することができるのです!
自己所有型太陽光発電との違い
では、PPAモデルと自社所有型モデルの設置効果にはどのような違いがあるのかご紹介いたします。
PPAモデル |
項目 |
自己所有型 |
〇(0円) |
初期費用 |
×(必要) |
〇(0円) |
メンテナンス費用 |
×(必要) |
△(一定額のみ) |
電気料金削減効果 |
〇(効果が大きい) |
×(活用不可) |
補助金活用 |
〇(利用可能) |
×(活用不可) |
優遇税制活用 |
〇(利用可能) |
このようにPPAモデルと自己所有型太陽光発電にはいくつか違いがありますし、メリット・デメリットは異なります。
自社の状況に合ったモデルを導入することをお勧めいたします。
最後に
RE100ドットコムは株式会社野田建設が運営しております。
弊社は岐阜県の環境保全が世界の環境保全につながればという思いで、太陽光発電事業に取り組んでまいりました。
愛知県・岐阜県をはじめとした東海地方で太陽光発電・蓄電池などの再エネ・省エネ設備の導入をご検討されている方はお気軽にご相談ください!